from 知念悟
あなたはギブアンドテイクという言葉をご存知ですよね?
何かを与えたら代わりに何かをもらうという意味になります。
ここでひとつある本の言葉を引用して紹介したいと思います。
アダム・グラント著の『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』の中に記載されているのですが、
成功するギバーは「自己犠牲」ではなく「他者志向性」をもっている。他者志向性とは例えばチームで仕事をするときに、自分の取り分を心配するのではなく、みんなの幸せのために高い成果を出す、そこに目的を設定すると言うことだ。
この本では、成功するのはギバー(与える人)だと言っています。
テイク(受け取る)を考えずに、あくまで他者志向性が大事と伝えています。
つまりは、誰かのために動ける人が、成功する人の傾向にあるよ?ということです。
でも世の中そんなに他人のために動ける人ばかりではないと思います。
よく深い人間はどうしても見返りを心の中で求めているのが本音かもしれません。
なので、そんな方に対して良いことすると良いことが返ってくるように人間の中でプログラミングされているよ!
そんな心理を紹介したいと思います。
もちろん誰かのためにという純粋な思いを大切にしながら、こんな心理もあるからいつか返ってくるのを信じて誰かのために貢献しよ。
と思えるきっかけになってあなたの行動が促進されれば嬉しいです。
返報性の法則
言葉よりも実際に返報性の法則が働いている事例を先に紹介したいと思います!
2/14バレンタインデーです。
あなたは大切な人からチョコレートを貰いました。
3/14のホワイトデーであなたはどんな行動をしますか?
何かお返しを返しますよね?
これこそが返報性の法則になります。
つまり、人は何か良いことをされるとお返しをしないといけない心理が働くことを言います。
特に真面目で律儀な日本人はその心理が働く傾向があるとされています。
ちなみに返報性は恋愛にもよく用いられ、好きと告白されるとなんだか気になって好きになっていく。
あるあるのこのパターンは実は好意の返報性の法則が働いているからなんです。
他にも、スーパーでよく見かける試食品コーナーも返報性を使っています。
試食を食べて美味しかったし、そのままこの場を立ち去るのも気まずいし、買っちゃおっかな?ってやつです。笑
すごいと思いませんか?
ありふれた日常で行われているものですが、ちゃんと計算して取り入れるとかなりの効果を発揮します。
では、実際のビジネスとしてこの返報性の法則をマーケティング戦略として使っていけば良いのかお伝えしますね。
無料でお渡しできるものを作る。
これに尽きるかなと思います。
無料ってやはり人を動かす強いパワーがあります。
・無料体験
・無料サンプル
・無料レポート
・無料資料請求
そんな無料で利用できるサービスを開発することをおすすめします。
商品やサービスを購入してもらうには、知ってもらう・興味を持ってもらう。
これは絶対に避けては通れません。
そのために最初の手に取るハードルを下げてあげればあげるほど利用しやすいですよね。
しかも、無料で提供したあとは、返報性の法則が働くのでお客さんとしても利用しようという気持ちが出てきます。
でも大事なこと
ここまで返報性の原理について説明をしてきましたが、やはり一番大事なことは誰かのために貢献する気持ちなのかな?と思います。
ギブアンドテイクを求めるのではなく、ギブにギブにギブを重ね続けたあとに、テイクが返ってくる。
ギブアンドテイクだとはじめから見返りを優先していると思うのです。
自分にできる経験やスキルで誰かの問題や悩みを解決してあげる。
それを積み重ねていくからお客さんが増えていく。
500円の商品だから手を抜くのではなく、500円でも本気で貢献していくことで、信頼を勝ち取りより高額の商品が売れていく。
いつだってビジネスはギバーの志が大事なのではないでしょうか。
お互いに忘れないようにしていきたいですね。
ぜひ返報性の法則をあなたの商品やサービスに取り入れてみてはいかがでしょうか!
セールスコピーを活用した反応のある販促物が欲しい。
ビジネスの集客や売り上げを増やしたい。
そんなあなたのお悩みがあれば、お気軽にお聞かせください。
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