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スポーツを売るために重要なレクチャーよりピクチャーという視点


from 知念悟


いきなりですが、あなたは、これまで何かしら売るためのコピー(文章)を書いたことはありますか?


例えば、スポーツ教室にお客さんを集めるために作成した、チラシ、ブログ、Facebookでの記事、無料体験教室の案内、Web広告などのことです。


今言ったものを全て委託することは大変なので、きっと一度は何かしらご自身で作成されたことがあると思います。


これらは、あなたのスポーツビジネスをお客さんに手にとって貰うために、文章を通してあなたのサービスの価値を伝えているわけです。


つまりは、「売ること」を目的にしていますよね。


商品を買いたくなるようなメッセージを狙って書くスキルを、セールスコピーと呼ぶわけですが、すでに学ばれたり書いたことがある人なら必須のスキルだと理解されていることでしょう。


なぜなら、セールスコピーというのは、売ることに特化した能力なので、このスキルがあれば、今の売り上げを2倍、3倍と、ビジネスの目的である「稼ぐ」ことに大きく貢献するスキルだからです。


そのため、自分の好きな事で稼ぎたい人ほど、ぜひ身につけて欲しい。


あるいは、セールスコピーのスキルを持つライターを近くに置くべき、例えば僕とか(笑)、個人的にそう思っているわけですが、、、


これから話すことは、


売るためのコピーをあなたが書けるようになるためにも、とても重要な要素ですのでぜひ常に意識して欲しいなと思います。


それは、

読み手にはレクチャーではなく、ピクチャーさせる!



ということです。


きっと、頭の中に???が浮かんでいると思うので、ひとつずつ説明しますね。


まずレクチャーという言葉の意味は、人に何かを教えたり説明するということです。


次にピクチャーという言葉の意味は、絵や映像となります。


では、もっと分かりやすく、幼児期を対象にしたサッカースクールに例えて、簡単なコピーを作ってみたいと思います。


レクチャーの要素が多いコピーだとすると、

当スクールは、幼児期を対象にしたサッカースクールです。実は運動神経と呼ばれる神経系は幼児期である6歳までに80%も完成してしまいます。当スクールでは、運動することにより心肺機能を強くし、健やかな体の成長だけでなく、サッカーを通し、協調性や諦めない心などを伸ばすことができるスクールです。
ぜひご興味ありましたら、今すぐこちらのお申込み先までご連絡ください。



どうでしょう?どこかのスクールが語ってそうなありふれたコピーですよね。


では、続いて、同じように幼児期を対象にしたサッカースクールのコピーを、ピクチャーに変換してみたいと思います。


想像してみてください。

当スクールでは、たくさんの地域から集まり子どもたちがサッカーを楽しんでいます。

様々な地域から集まっていることで、自然とコミュニケーション能力が養われ友達を作ることが上手になり、週に一度の教室ですが、回数を重ねる度にここでしか会えない友達に会うことを楽しみに通う子どもたちが多いのが当スクールの特徴です。

また実際の運動メニューに関して、6歳までに80%も完成されてしまう運動神経と呼ばれる神経系を伸ばすことを意識し、運動の基本動作の走るだけでなく、ボールを投げたり、蹴ったりなどたくさんの種類を運動を、後ろ髪が汗だくになるほど楽しみながら、6歳までに大人の80%も完成される運動神経を遊び感覚の中で身につけることができます。

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いかがでしょうか?


あなたは、どちらのコピーが魅力的でしたか?


簡単に短く作ったコピーでしたが、きっと、

「たくさんの子ども達が汗だくになって笑顔で運動を楽しむ様子。」


そんなイメージを想像できたのではないでしょうか??


このイメージさせることが、人が行動に移す際に重要なポイントとなります。


なぜならば、ピクチャーされたコピーというのは、人に空想の体験を与えることができ、空想の体験を一度でもすることで人は購買意欲が高まると言われているからです。


前の例えであるレクチャーしか描写されていないコピーは、空想の体験ができないため、読み手からすると「ふーん」で終わってしまうのです。


ちなみに前の例えでコピーでお申し込みされたい人がどのような傾向かというと、「すでに商品に興味がある人」となります。

今回の例で言うと、自分の子を、最初からサッカースクールに通わせたい人です。


ここで考えるべきこととして、サッカーを始めたいと考えている親御さんと、子どもに何か運動をさせたいと思っている親御さん。


どっちが多いと思いますか?


ということです。


人気の高いサッカーではなく、競技人口がサッカーより少ないハンドボールやバレーボールだとどうでしょう?


子どもに何か運動をさせたいと思っている親御さんの方が多いですよね。


話を戻すと、商品を案内する文章において、より映像をリアルに見せる事ができれば、より買いたい・体験したい!という気持ちが増すというわけです。


そのために意識すべきことが、ピクチャーするということです。


念のために、気をつけるべきこともお伝えします。


全く商品を知らない人に対するコピーには、レクチャー(説明)することも必要になります。


理由としては、まずは商品について、どのような商品なのかを伝えるという作業が求められるからです。

さて、ここまでセールスコピーのレクチャーよりピクチャーというテクニックをお伝えしましたが、あなたが今すぐできる売れる文章作りについてお伝えしたいと思います。



(初めから、それを教えろ!と思ってはいけませんよ。笑)


セールスコピーのスキルは1日やそこらで身に付く能力ではないので、あくまでピクチャーを描写するためのマインドとして、ここからは聞いてください。


肝心なことは、説明だけで顧客を理解させることではなく、売られる側の視点に立ちながら、あなたの商品を利用したイメージが湧くようなメッセージを心がける。


このことを意識してみてください。


ぜひあなたの商品を、映像として顧客に想像させてください。


本当に多くのスポーツビジネスはレクチャーで売っています。(試しにマーケティング目線で分析してみてください。)


そんな中、あなただけがピクチャーで商品の価値を伝えることができれば、顧客に選ばれて売上があがる気がしませんか?

ぜひ今日から意識されて、売上があがったというお声を聞けることを楽しみにしています。

P .S.もし書く時間や制作する作業時間がないという方は、スポーツ業で働くマーケティングの知識に特化したセールスライターを一度頼ってみませんか?

お抱えのライターがいれば、作業時間が空き、もっと経営について考えることができるはずですからね。

チラシ、Webページの制作依頼、過去の販促物を無料レビュー(1回限り)をお望の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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    この記事を書いた人

    日本スポーツコンサルタント協会認定コンサルタントとして、沖縄でマーケティングコンサルタントとして活動。特技のセールスライティングを活用した商品の価値を魅力的に伝え成約率を高めることを得意としクライアントの売上アップに貢献。HP、広告、チラシなどの制作代行をメインの業務にしながら売上に関するコンサルティングを限定3社(3名)で行っている。
    また元サラリーマンの経歴を持ち、現在は「一般社団法人サンビスカス沖縄」(令和2年度生涯スポーツ優良団体文部科学大臣表彰)というスポーツクラブで子ども達にスポーツを通して持続可能な未来を担う人材育成をミッションにスポーツ現場指導で活躍している一面を併せ持っている。

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