沖縄でマーケティングコンサルタントの活動をしている知念悟です。
経営者など起業されている方やフリーランスで働いている方は「ビジネス」をしている感覚が当然のようにあるかと思います。
ただ、このビジネスって言葉を説明することって意外と難しくないですか?
利益を出して社会に貢献する活動。社会を生きる上での責任。
きっとあなたの中の「ビジネス」の答えも僕とは違うはずです。
ビジネスという定義は、かなり抽象度の高い言葉なのです。
実際にWikipediaで調べてみると、このように説明されています。
ビジネス(英: business)は、経済行為を表す用語であり、狭義から広義まで様々な意味を持っていて、1つの日本語に置き換えて表現することはできない。
何を持ってビジネスと呼ぶのでしょう?ビジネスとは一体どのようなものなのでしょうか?
またどんな種類のビジネスを展開していく上でも欠かすことができない基本的サイクルがあることをあなたは知っていますか?
今回はこのビジネスという抽象度の高い言葉を僕なりにまとめてみたいと思います。
あなたがビジネスを進めるにあたって、改めて考えてみるいい機会になればと思いこの記事をお届けしたいと思います。
ビジネスの目的
かの有名なピーター・ドラッカーはビジネスの目的について、こう語っています。
「企業は社会の一部」であり、「企業ひいては経営者や社員には、よい目的(パーパス)が必要である」
つまり利益だけを語ってはいけないよ。社会の一部としてあなたはどんな価値を提供しているのか?それがビジネスだよ。とドラッカーを説いています。
そうは言われても、、、
ドラッカーさん!自分のビジネスを軌道に乗せることに一生懸命なうちは社会のためとかそこまで考えてられないよ!
本音はそうじゃないですか?
ですがドラッカーが説いていることをこのように考えることができます。
社会に対して「価値提供」ができていないと利益にも繋がらない。
現実はそうですよね?社会に求められるものを提供できるからこと利益を得ることができます。反対に言えば、利益が欲しいのなら社会が求めているものを提供しようということです。
社会といわれて想像が湧きにくい方は、「誰の悩みや問題を解決できるものなのか」と考えることも社会を考えることと同じです。
もちろん問題の大きさや悩みを抱えている人の数が多いほど利益に繋がりやすいではありますが、あなたの活動や経験で問題や悩みを解決して救える人は誰なのか?を把握することが重要です。
ビジネスの目的を僕なりにまとめると、儲けることが先ではなく社会の課題に貢献していくと結果的に儲かるビジネスになる。
このように考えています。
それでは、儲かるビジネスのしていくためにもビジネスの基本的なサイクルについて説明していきますね。
ビジネスの基本サイクルについて
こちらは、日本の実業家で事業再生専門家である三枝匡氏が唱えたビジネスの基本サイクルを図にしたものです。
この定義でいうと、顧客に対して商品を開発して売ることが儲かることであり続けていくことが重要だとわかります。そして、このサイクルが順調かどうかでビジネスが上手くいくかどうかも変わっていきます。
そのため重要なことは、最初の「創る(開発)」です。ここが社会が欲しいという思いとズレてしまうと売れることはありません。
うまくいかない商品開発の特徴として、自分がやりたいという気持ちが先行してしまっている場合があります。
では、どうすれば良いのか?
考えないといけないことは「なぜ世の中に商品があるのか?」ということです。
世の中に求められる商品。売れ続けている商品。
それらは総じて、「世の中の悩みや問題を解決できるもの」なのです。
世の中の悩みや問題を解決できるものだからこそ、世の中に貢献(価値提供)できるわけであり、結果的に利益に結びつくというわけです。
ビジネスの定義とは
これまでビジネスの目的と基本サイクルを踏まえた上で、抽象度の高いビジネスの定義をまとめます。
ビジネスとは、「世の中にある様々な「悩みや問題」を解決できるものを作って売ることである」と定義することができます。
この定義の考えをもって商品を開発できるかどうかで利益の結果は大きな差を生みます。
繰り返しになりますが、あなたの活動や経験で問題や悩みを解決して救える人は誰なのか?この考えを忘れずに今後のビジネス活動のお役に立てると嬉しいです。
応援しています。
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